カメラのダイヤルにはU、P、S、A、AUTO、SNCなどと表記されていてカメラ初心者の方には
使いこなしが良くわからないままに写真を写している人もいると思います。
シャッターボタンを押せば、だいたい綺麗な写真は写せますから、特に必要ないように思われます。P、(プログラムオート)よりはシャッタースピードを自分で決めて被写体に動きをつけたり止めてみたりの場合に、カメラの前後についているダイヤルを操作してシャッター速度を任意の速度に決めれば状況に応じてカメラがレンズの絞りを決定して最適な状態で撮影できる機能です。
例えば動いている被写体を止めるには早いシャッタースピードを選択し瞬間を映し止めるのです、逆にブラしたかったら遅いシャッタースピードを選択してブレた写真や動きのある写真にすれば躍動感をも写し撮れます。
プログラムオートとの違いはシャッタースピードを自分で決める、絞り、ISO感度はカメラが決めてくれる。シャッタースピードとシャッターを押すことだけに専念して写真に表情を付けれる写真が写せるのです。
ISOオートにしておけば、カメラが感度も決めてくれるので明るい写真や暗い写真などの失敗も少ないでしょう。
ISOを固定していればシーンによっては、カメラが設定できる適正露出を超えてしまう場合もあります。
例えば明るいシーンで低速シャッターを選ぶと光が入りすぎて写した写真が真っ白になったり
暗いシーンで速いシャッタースピードを選ぶと光が少なすぎて真っ黒になったりするので
意図的にその様な写真を狙っているのならいいですけど、よくわからない場合にはとにかく
シャッターを切って写真をモニターで確認をすればよいでしょう。

屋外で人の動きを止められるシャッター速度は1/1000秒以上が目安で連射も使えば決定的瞬間を逃す事なく撮影できその一瞬を写すのに最適でしょう。ブラすなら1/15秒ただし1/30秒以下のシャッタースピードでは手振れを起こしブラしているのか、ブレているのか分からなくなってくるのでしっかりとカメラを構えてカメラがブレないよいうにシャッターを押すといいでしょう。(最近のカメラにはボディ内手振れ補正を搭載しているカメラもあるので低速シャッターでも臆することなく使えるようになっています。)
明るさを補正(露出補正)カメラに+-の表記のあるダイヤルをプラスに回せば明るくなりマイナスに回せば暗くなりますけど、シャッター速度で明暗を決めているので暗ければ遅く明るければ早くすれば調整できます。センサーに光を多く取り入れるか少なく入れるかで変わります。
手振れもブレる原因のひとつですけど、被写体ブレと言ってシャッターを切る瞬間に被写体が動いてブレることです。状況によりますけどシャッタースピードを上げていれば防げることです、ただシャッタースピードを上げられない場合にはISO感度を上げて失敗のない写真を写す事が大切だと思うので積極的にISOオートを使いたいですね。
最近のカメラはISO感度の高感度が幅が広くなっていてノートパソコンやiPhoneなどの携帯電話で見る写真ではざらつきや荒れなどの粗が目立たないし、カメラによっては手持ち夜景モードと言って夜景を撮るときに何枚かを写してカメラ内で合成の後に完成させるカメラもありとても便利で優秀な機能を備えた機種もあります。
そのような機能もふまえてカメラの撮影モードを選び様々な写真を写していくのも面白いでしょう。
● 選択できるシャッター速度はカメラによって変わる
● シャッター速度をじぶんで決める
● 絞りはカメラが決めてくれる
● なれないうちはISO感度はオートが楽