
NikonのDX機、最高機種。フラッグシップD5と同等の最高性能をもつDX機
AFの性能は位相差AF 、D5と同じマルチCAM20Kオートフォーカスセンサーモジュールを採用。153点(選択可能ポイント55点)のフォーカスポイントが撮像範囲を極めて広く、高密度にカバーし、このうち99点をクロスセンサーとして、中央部と周辺部に効率よく配置しています。

連続撮影機能は約10コマ/秒の高速連続撮影が可能。撮影可能枚数は200枚までシャッターを押しっぱなしで撮影が可能だ。バッファーメモリーが大きいからJEPGだけでなく、
14ビット記録のロスレス圧縮REWでも200コマまで撮影可能と謳っている。
当時最新の画像処理エンジンEXPEED5
ISO感度は100~51200の広い感度帯域
ホワイトバランスは3種類搭載、AUTO、白優先、電球色を残すと色のカスタマイズ可能なピクチャーコントロール。
4k動画にも対応(30p、25p、24p)撮れる範囲はクロップされる。
モニターはタッチパネル・チルト機構採用3.2型
メモリーカードはダブルスロットUHS-Ⅱ規格対応のSDカードとXQDカード
その他詳細は引用元 https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d500/
Nikon D500 のカタログを見ると「世界はここまで、凝縮できる。」となっていて動物、鳥、電車、オートバイなど動き物の写真が表紙に、カタログをめくっていくと 望遠レンズを使い動物のアップやらオートバイの決定的な瞬間を収めた写真が見られ動き物に特化したカメラだと認識される。
2018年にマップカメラで16-80VRレンズキットを購入。Nikon D500 機のフラッグシップ、外観はファインダー、各種ダイヤル、チルト式モニターを備え反応レスポンスはⅮ7200より使い勝手は向上、グリップとAF-ONボタンの位置も手触りで分かる感覚だった。一番関心したところはピントの合う速さ、オートフォーカス、センサーモジュールをD5と同等で153点のAFシステム99点クロスポイントファインダーいっぱいに広がるフォーカスポイントは気持ちよく安心して使えてほぼ自由に点で被写体を捉えれます。
AF-ONボタンを押すと同時に暗い場所でも瞬時に狙ったところへピントは合う
Ⅾ7200で悩んでいたピント精度はD500を購入すると、いとも簡単に解消され、今までの少し間の空く撮影のレスポンスがスッと会うオートフォーカスで迷いなく撮影に専念できて被写体を追うのが楽しくなっていった。
例えば、タムロンSP90㎜F/2.8 Di MACRO 1:1VCUSD(MODEL F004)二世代前のマクロレンズではD7200においては花の撮影やポートレート撮影などで狙ったところへのピントが
合わずジーコジーコと繰り返す場面が多かったけど、D500はスッとピントが合うのです。特にポートレートにおいては子気味よくピントが合いシャッターを連続で切ればモデルさんとの撮影リズム、乗りも勢いもよく相手の気持ちを乗せていける。
レンズの性能にもよるでしょうけど、D500のピントは確実に正確で外さない。
シャッター音も機械的で撮影者やモデルにも写している「写している感覚」が届くような音がNikonらしい。
撮影状況に応じて追従特性を直観的にカスタマイズできるAFロックオン
AFの追従性をメニューからカスタマイズでき被写体の前に障害物や被写体の動きが不規則だとしても動態追従に幅を持たせてチューニングで対応できる仕様になっている。
羽田空港で飛行機を撮影、夕方から少し暗くなるまでの撮影をしましたけど
ストレスなく飛行機を捉えて気持ちの良い撮影ができました。飛行機は明るいスポットライトや操縦室のウインドウからの光など明るいところがあるので割とピントが合うのでしょう。離陸や着陸にしても凄く速度が速いなどでは無いので少し練習すれば流し撮りもD500なら簡単に写せて腕が良くなったかのように感じます。
連写もシャッターを押しっぱなしで被写体を捉え飽きるまで写せるでしょう。
ピントの確認は背面モニターで拡大すればすぐに確認できるしタッチパネルなのでボタンを押すことなく指で画像を次々スライドで表示したり拡大もできて写した写真の確認も楽に出来る。
撮影した写真の色あいはカスタマイズなしの場合は少しビビット系で
人肌もEOS5D markⅣと比べると少し黄色いです、以前にカメラ仲間とポートレート撮影を同じモデルさんで撮影して比べたらCanonの方が人肌は白くほんのりとピンク係りモニターで見る分にはきれいでした。Nikonの色合いが少し黄色に振っているようですけど、自然な色合いを基本としているのがNikonの特徴で黒の締まりはとても好きでした。
D500のホワイトバランスやピクチャーコントロールをいじって色をカスタマイズすればそれなりの満足な色にも仕上げれるとは思いますけどlightroomやPhotoshopを使い自分好みに現像していくとよいでしょう。
Ⅾ500を使って得られる写真はしっかりしたキレとぬけの良さ、Ⅾ7200よりベールを一枚剥いだようなAPS-Cなのにクリアな写真と言えばいいのか、傾向はNikonⅮ850系な仕上がりです。(一度だけD850 は使ったことがあり、重くてしっかりした印象と画素数が多くとても綺麗で緻密な写真が得られる)
写した写真も SunapBridgeアプリケーションを使いBluetooth接続でスマホやiPhoneで見られる、チルト式モニターでのライブヴュー撮影はミラーレス一眼レフの様なスムースさは無くてピントが合うのは遅いのでじっくり撮影する時やピントを追い込みたい時に使うのがよさそうだった。
使用できるSDカードはUHS-ⅡとXQDカードでXQDカードは転送速度や記録速度は速く、パソコンに画像を取り込むときでもSDカードより少し早くストレスの軽減になりました。

コンパクトな単焦点レンズかキットレンズでスナップ写真や旅行、日常、ポートレート撮影、望遠レンズをつけて動物やスポーツなども無難にこなす使いやすいカメラです。フルサイズカメラに比べると一回り小型でコンパクトショルダーバックにも入りやすく持ち運びもそんなには苦にならない、NikonのⅮ500は一時は150,000円前後で買えたのと中古を探せば180,000円くらいでキットレンズ付きがあるのでフルサイズに拘らなく、望遠を稼ぎたくてオートフォーカスに信頼を置けるカメラをお探しの方にはとてもお勧めなカメラです。